Sep 17, 2007

コンピュータ碁

KGS で play しようとすれば、ゲスト(GUEST) ではなかなか対局相手が見つかりません。先ず何回か、ロボット (Computer Go) と対局して Rank を取得するのが良いでしょう。小生も、ロボットとの対局で先ず [17k?] の Rank を得ました。

さて、その後、生身の人間の対局者が見つからないときに、コンピュータ碁と何局か対局しました。意外なことに、コンピュータに何回か勝ち、うち何回かはコンピュータのほうが投了しました。コンピュータとチェスの世界チャンピオンの対戦などのニュースを聞いたことがあるので、コンピュータに勝つ(ましてや、投了させる)なんて、本当に意外でした。コンピュータとの何回かの対局から感じたことは、小生のごとき初心者でも、コンピュータの行動パターンが判ればプログラムの裏をかいて、勝てるということでした。

囲碁の深み(石の強弱、石の厚み、死活の要素など、変化の数が多すぎる)をコンピュータに教え込むことは、技術的に不可能であるか、仮に可能であっても、天文学的なコストがかかるので実際には不可能ということなのでしょう。地を取る(面積を稼ぐ)とか、相手の石の連絡にキリを入れるとか、大きいヨセから順に打つとか、それぞれの着手の大きさだけで勝負が決められるならば、コンビューターが最強かもしれません。でも、石の強弱、死活の要素などを教え込んだコンピュータが出現すれば、人間の能力では、追いつかないかもしれません。

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