Sep 18, 2007

囲碁上達の戦略と技術

戦略・戦術面

  • 「取ろう、取ろう」は取られの元
  • 効率のいい手を。攻守を兼ねる手が最高の効率
  • 自石は分断(切断)されないように、相手の石は分断(切断)するように
  • 危なくなったら2眼で活きるか、捨てるかを早目に決める
  • 自陣は増えるように、敵陣は減るように
  • 手を抜ける所は手を抜いて新天地へ(先着の利)。受けないのも立派な手
  • 大きい所から順番に打つ。序盤・中盤では1手20目以上の手を打つ
  • 大場より急場。急場とは彼我の死活に係る所
  • 皮を切らせて肉を切る、肉を切らせて骨を切る
  • 大石や要石は大切に、カス石は惜しまない
  • 切れる所は先ず切る。切ってもすぐに取られる時は意味が無い
  • 碁は石の効率の勝負、効率のいい手を多く打った方が勝つ
  • 困った時は発想を転換、より高次元へ、感性を大切に
  • 目的の無い手を打たない
  • 少なくとも3手先まで読む習慣をつける
  • 良い手が見つからない時は他所を打つ
  • 捨石の妙、死石の活用(死石も犬死させない)
  • 分からない時は悪手を打つよりも、手抜きして他の所を打つ方がよい
  • 形勢著しく不利の時は投げるか、玉砕覚悟の大暴れ
技術面
  • 離れて来れば、離れて打つ
  • 相手が付けて来れば、ノビかハネ
  • 一間跳びに悪手なし
  • 逃げるは一間、追うは桂馬
  • タテ・ヨコは切れない、ナナメは切れる
  • アタリは取れる時はいいが、取る自信が無い時はあてない
  • ノゾキ、アテは相手に100点満点の手を打たせる事になり、損なことが多い
  • 2立3析、3立4析
  • 3・3に打ち込みあり、広すぎる敵陣には打ち込みがある
  • ポン抜き30目、亀の甲60目
  • 2目の頭は見ずハネよ

(原文のまま)

出所: 囲碁普及研究所

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